totojp’s blog 教育言いたい放題

若い先生方に読んで欲しくて書いています

正の数・負の数の減法①(1年 正の数・負の数 第7時)

 加法のテストを前時同様に行います。時間が早くなったことを褒めるなど,努力を認めることが大切です。

 そして,トランプを操作し,カードを取る操作と(+3),(ー3)など,絶対値が等しく符号が違う数の和は,0になることを抑える。加法を学習したので,本時は減法について扱うことを伝えます。

 減法の式をつくることを伝え,前々時と同様にトランプとことばで表すことも確認します。トランプゲームで減法は「取られた場合」であることを確認し,問題を提示する。

 

問題

 トランプゲームでカードを取られた場合を考えて,正の数・負の数の減法の式をつくろう。頭に浮かべた図・ことばを書くこと。

 

 前回と同じように書けば良いことを確認し,個人追究→グループ追究をさせる。グループでの追究は目的をはっきりさせることが大切です。本時の場合は,減法はこの段階ではイメージが頭に中で描けないので,答えを間違えることが多いです。したがって,答えを確認することとグループの中で発表させる人を決めさせるのがよいでしょう。また,個人追究ではイメージが持てない生徒にはトランプを貸して,答えから引く数を考えさせるなどの手立てが必要です。

 そして,全体追究です。ここでの発表では,友だちの発表が納得できるかどうか確認し,(+)のカードは取られると,持ち点の合計は減ること。(ー)のカードは取られると,持ち点の合計は増えることを確認する。

 そして,「減法は難しいね」と言い。次回は減法を加法に変えることを学習することを伝えて授業を終了させる。