3つ以上の加法減法(1年 正の数・負の数 第10時)
交換法則,結合法則
最初にトランプを掲示して,合計点数を計算させます。合計点数は(♣4)のカード(♦4)が0になり,(♠3)のカード(♥3)が0をつくる。(♦1)と(♠5)で4になることを確認する。
計算は左から計算するが,加法はどこから計算してよいことをおさえ,結合法則を教える。また,カードを交換してもよいことをおさえて。交換法則を教えます。
交換法則,結合法則ともにトランプを利用すると理解しやすいです。私は今年度は代数和を扱う前に指導しました。また,減法を加法に変える場面ですが,式からトランプの操作を考えさせましたが,今年度はトランプの操作を先に示して,これを式にしたらどうなるかなと問いました。生徒の実態を見ながら,トランプを上手に利用しましょう。
3つ以上の加法減法
次に合計の求め方,式表せばどうなるかと考えさせます。
-1-3+4-4+3+5
=-1+3-3+4-4+5
=-1+5=4
生徒の追究から項の和の式で計算しているものも板書させるといいでしょう。正確にはやくできるなら,どう計算してもよいことを確認します。また,中学校では途中式を書くので,計算を縦に書いていくことをここで指導しましょう。
そして,「-16―(―24)+4+(-14)」を途中式を書かせ計算させます。生徒のいろいろな計算を紹介し,どの計算方法が簡単か考えさせましょう。
私の学校は啓林館を使っているので,この後教科書の-3+9-5-9の2つの計算方法を説明させます。ここはきちんと書かせるのがよいでしょう。また,方法の説明は使うものと使い方を説明することを機会があるたびに,指導しましょう。
そして,この時間は計算練習をじっくりとさせましょう。